レイトレCPUバトル
2020/08/18
Author: yumcyawiz
レンダリングの早さでCPUの性能を競いました

きっかけ

8月某日のp-rayのSlackの様子

このメッセージを見たp-rayの班員がレイトレCPUバトルに参加してくれました.

Path Tracing in 5minutesは私がOSKの8月LT会用に実装していたパストレーサーです. 今年はp-rayで自作PCを組む人が多かったので, これを使ってCPUの性能を競う企画をやってみました.

ちなみにレンダリングすると以下のような絵がでます.

レンダリング結果
レンダリング結果

純粋なパストレーシングで100sppなのでかなりノイズが残ります. BVHなどもない本当にシンプルなパストレーサーです.

Result

3人がこの企画に参加してくれました. 結果は以下の通りです.

参加者名 構成 レンダリング所要時間
yumcyawiz Ryzen 3700X DDR4-3600 5410ms
ilim Ryzen 3700X DDR4-3600 5480ms
ilim Ryzen 3700X DDR4-3200 5725ms
pn1y Ryzen 3700X DDR4-2667 CL16 5740ms

レンダリング所要時間は平均取らないで測っているのでかなり適当です. 今回は参加者のCPUがたまたま同じでCPUバトルではなくなってしまいましたが, メモリの違いがレンダリング時間に影響していることが良く分かります.

Ryzen CPUはメモリのクロックやタイミングに影響を受けるとのことなので, そういった部分が表れた結果なのではないでしょうか. Ryzen CPUでレンダリングするときにはメモリも良いものを積みたいですね.