C95に出展しました
C95に出展し、新歓`"Photorealism"を頒布しました

C95の2日目にOSKとして出展してきました。今回は144ページもある大型(?)新刊"Photorealism"を頒布しました。

新刊Photorealismについて

PhotorealismはC++を用いてパストレーサーを一から実装するという内容の本です。この分野の初心者でも分かるように、古典的レイトレーサーの実装から物理ベースレンダリングの理論的な話、モンテカルロ積分の理論と実装を経てパストレーサーの実装にたどり着く本になっています。

レンダリングできるのは球だけから構成される非常に単純なシーンですが, IBLや薄レンズモデルによってそれなりにインパクトのある絵が出せます. 以下はPhotorealismで実装したパストレーサーで出力した絵の例です.

例1
例1
例2
例2
例3
例3

頒布物

新刊と既刊合わせて3つの技術同人誌を頒布しました.

  • Photorealism(新刊)
  • Colored Pixels(C93既刊)
  • Signed Distance Field(C92既刊)

以下は当日のお品書き.

新刊は50部程度, 既刊は前回の売れ残りの10部程度を用意しました.

メンバー

  • yumcyawiz
  • pnly
  • その他の班から1名

当日の様子

いつも通り朝7時に神楽坂キャンパスに集合し, 40分ほどかけて国際展示場駅に向かいます.

駅についたらサークル入場口を目指して歩いていきます. ここが意外と20分ぐらい時間がかかるので, 余裕を持って駅に着くようにしました.

ホールに入ったら早速設営開始. 新刊は直接搬入で会場に着いてから初めて手に取りましたが, 予想以上のクオリティでテンションが上がります.

今回は頒布物が多いので準備に若干時間がかかりましたが, 無事に設営終了.

10時から一般入場が始まり, ブースに段々と人が来るようになります. 既刊は前回の売れ残りを出していただけなので, すぐに売り切れてしまいました.

新刊の方も爆速で売れていきました. 事前にTwitterでの反応が良かったので多少は予想していたのですが, その予想を遥かに上回るペースで売れていきました. お昼を過ぎた辺りで完売.

この後は見本誌を展示する形で一般終了の16時まで展示を続けました. 完売した後も多くの方がブースに来てくれて, 売り切れてしまったことを伝えると残念そうで申し訳なかったです. 新刊はもうちょっと多く刷った方が良さそうです.

一般終了した後はブースを片付けて駅に向かいます.

夕方の国際展示場
夕方の国際展示場

この後は前々回, 前回同様に優勝焼肉(お店の名前がVictoryなので)に向かいました. 新刊・既刊共に売り切ったことを祝福しながら美味しいお肉をたくさん食べました.

これなしには年を越せなくなりつつあります. 今年も最高に楽しい年末になりました.

感想

今回もたくさんの方がブースに来てくれて嬉しかったです. 中には応援の声をかけてくれる方もいて, 今後の執筆活動の励みになりました. コミケが終わった後もTwitter上で新刊を高く評価してくれる方がいて, 執筆者としては涙が出るくらい嬉しいです.

今後もレイトレ関連の情報を多くの人に分かりやすく伝える活動を続けていきたいです.