理大祭2019
2019年の理大祭のOSKブースで展示を行いました

2019年11月23日 - 11月24日にかけて理大祭がありました. 理大祭では多くの部活動やサークルが展示を行いますが, OSKは贅沢にも1教室丸ごと使って展示を行いました. p-rayもそこで展示を行いました.

当日の様子

以下はp-rayの展示の様子.

p-rayの展示
p-rayの展示

p-rayの班員が理大祭に向けて自前レンダラーでレンダリングしてくれた画像を綺麗にプリントして展示しました. 隣にはp-rayがコミケで頒布している技術同人誌を並べました.

展示した写真
展示した写真

yumcyawizはレンダラーの制作が間に合わなかったので, モニターを用意してレンダラー開発のライブコーディング展示を行いました.

ライブコーディングの様子
ライブコーディングの様子

制作しているのはPhotorealism2という, Full Spectral Rendering(RGBではなく, 物理的に正しく波長を考慮してレンダリングすること)が行えるGUI付きのレンダラーです. 理大祭までにこれを使って光の分散が入ったダイアモンドのレンダリングをやりたかったのですが, 残念ながら間に合いませんでした.

当日は雨ということもあって, 来場者数は例年よりかなり少なかったです. それでもp-rayのブースにはちらほらと人が来てくれました.

ブースではこれらの画像を見せながら, レイトレーシングの仕組みについて説明しました. ガラス玉の模型も用意して, iPhoneで光を当てて現実の写り方を見せて比較することも行いました.

現実の写り方との比較
現実の写り方との比較

この写真ではFull Spectral Renderingを行っているので, 光が集光している部分の縁に表れる黄色や赤の色の変化が再現出来ています. 説明をすると, 現実の様子をCGがちゃんと表現できていることに驚く方が多かったです. 驚いてもらえると班員としてはとても嬉しいです.

感想

理大祭は学内・学外共にレイトレーシングについて, p-rayの活動について多くの人に知ってもらえる機会なので, 今年も無事に展示が出来て良かったです.

興味を持ってくれた学内の人や, 来年入ってくる新入生がこれをきっかけにp-rayに入ってくれたらとても嬉しいです.