夏休み中の某日にp-rayで集まって, Cornell Boxの実物模型を作成する会を開催しました.
Cornell Boxとはレイトレで調べるとよく出てくる赤と緑と箱のシーンです. グローバルイルミネーションのテストシーンとしてよく使われるものです.レイ班では親の顔の次ぐらいに見ているものです.
今回はそんなCornell Boxを作ってみようということで, 突然部室に集まって制作を始めました.
制作の様子
写真撮るの忘れていました.
制作材料は新宿の東急ハンズで調達しました. アクリル板を使ってコーネルボックスの外枠を作り, その中に画用紙を貼っていって壁を作っていきました. 画用紙ということでいくらかはDiffuse面に近くなっているはず.
さらに鏡面の球体とアクリル球を東急ハンズで入手することができました. こんなもの売っているんだという感じです. 完全鏡面やガラスのリファレンスとしてこれから大いに活躍してくれそうです.
完成品
まずは通常のCornell Box
色味が少し白っぽいですが, かなりそれっぽくなってくれました. 光源はiPhoneのライトを使用していますが, そのまま使うと指向性が強すぎたので, 薄い紙を一枚挟んで拡散光源っぽくしました.
鏡面の球体とアクリル球に置き換えた場合.
かなりそれっぽいです. ある人はこれを見て「リアルタイムレイトレーシングじゃん!」と言って大興奮でした.
ちなみに撮影はこんな感じでやってます.
三脚も用意してちゃんとしたカメラで少し本格的に撮影していました. 写真を撮るたびに綺麗とか収束が早いとか色んなことを言って楽しんでいました. ISOを上げるとノイズが乗ってよりレイトレっぽかったです.
リファレンスとして皆さんも作ってみてはいかがでしょうか.